【漫画感想】月曜日の友達

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内容紹介(Amazon商品ページより)

みんなが少しずつ大人びてくる中学1年生。
そんな中であどけなさが抜けない女子・水谷茜。

水谷はひょんなことから「俺は超能力が使える!」と
突拍子もないことを言う同級生の男子・月野透と
校庭で会う約束をする。決まって月曜日の夜に。

大人と子供のはざまのひとときの輝きを描く、
まばゆく、胸がしめつけられるガールミーツボーイ物語。

阿部共実、最新作にして最高傑作、誕生! 

 

1年ほど前に1回読んでいた月曜日の友達をもう一度さらりと読んでみました。

先日Amazarashiのライブに行ったのですがそこで披露された「月曜日」という曲がこの漫画のために書き下ろされていたことを知ったので、改めて読んでみようとなったのがきっかけです。

 

内容は高校1年生の周りの人になじめない2人が出会い、お互いに違う悩みを持ちながらも仲良くなっていく。そんな物語です

 

ただ一緒に遊んで仲良くなるのではなく、お互いの悩みや考え方を言葉に出して話している過程が私はすごく好きでした。

 

今回一番心に残ったのは月野くんが、

”自分は弟や妹に尽くしていて、彼らの笑顔がその価値を肯定してくれるが、

別居中の父親がお金で買収(おもちゃ買うとか)してしまうのは虚しい”

的なことを言っていた部分です

 

私はサプライズとか散財とか一時的な喜びよりも、日常の寄り添いのようなものを大切にしたい派なので月野くんの気持ちに共感しました。

でも、年を取っていない弟や妹の純粋な反応は否定しがたく、自分の考え方がおかしいのかなとも思ってしまいました。

恋愛でやさしい人より、ちょっとクズだけど刺激的な人のほうがモテるような感じなのかな~

恋愛でも友達でも家族でも、尽くしたいのをあえて抑えることも大切なのかもしれません。

 

 

見るたびに心に残る部分が変わりそうな漫画なので、2巻完結という手軽さもありますし、これからも読み直していくたびにここに感想を残していこうと思います。